
【挑戦状】クイズを解いて「裏テーマ」を当てろ!隠された共通点とは…?
日本の人口が1億人を突破したのは1967年と、今から60年ほど前のことです。
1945年の終戦後、約660万人いたとされる海外に在留していた軍人などの邦人が復員・引き揚げして日本に帰国しました。また、1947年から1949年にかけて第一次ベビーブームが発生し、この3年の間に毎年260万人以上が誕生しました。これらの理由により、日本の人口は1945年からわずか5年の間に1,000万人以上増加したのです。
人口増加により食糧不足などの問題が発生し、「人口抑制」が課題となるなか、1948年に優生保護法が制定されました。優生保護法は、遺伝的に優れた形質を子孫に残す優生思想に基づき、特定の疾病や障害などを持つ人に対し、生殖を不能にする手術を認めることなどを定めた法律です。
その後、優生思想に基づく部分が障害者への差別となっていることなどを理由に、1996年に当該部分を削除した母体保護法に改称されました。また、2024年7月には、最高裁判所大法廷で旧優生保護法の当該部分に対して違憲判決が下されました。
この判決を受け、政府は優生思想の根絶や、障害を理由とする偏見・差別の解消を目指してさまざまな取り組みを行っており、特に法務省と人権擁護委員は、車椅子体験や障害者スポーツ体験を含めた人権教室や冊子・動画を使った啓発活動を実施しています。
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