問題の解説
第1問
【2005年2月に開港、乗降客数は日本の空港の中で8位の、「セントレア」の愛称を持つ空港はどこでしょう。】
正解は「中部国際空港」でした。
中部国際空港の公式ツイッターが、およそ10時間にわたりアカウントを凍結されました。
中部国際空港の開港日は2005年2月17日ですが、この日付を誕生日欄に入力したところ、これだとアカウント開設時の年齢が4歳となるため、13歳以上でなければ利用できない、というツイッターの規約に引っ掛かり凍結となりました。
なお、現在は凍結は解除されており、誕生日の欄には担当者の生年月日が入力されているとのことです。
誤答選択肢ですが、「関西国際空港」の開港日は1994年9月4日で、乗降客数は日本で3位。「成田国際空港」の開港日は1978年5月20日で、乗降客数は日本で2位です。
第2問
【天然痘ウイルスなどが保管されているロシアの施設で爆発事故が発生。さて、天然痘の予防法である「種痘」を開発した、イギリスの医師は誰でしょう。】
正解は「エドワード・ジェンナー」でした。
ロシアの都市ノボシビルスク近くにある研究施設で、爆発と火災が発生しました。この施設には、エボラ出血熱や天然痘のウイルスも保管されていましたが、地元当局は汚染の危険はないとしています。
この施設は冷戦時、生物兵器の開発施設として使われていたもので、現在は感染症の診断法や治療法を研究する施設となっています。
天然痘は致死率の高い感染症ですが、WHOは1980年に天然痘の根絶を宣言しています。もちろん現在も、世界中で天然痘患者の発生はありません。
根絶できたのは、天然痘のワクチンが世界的に普及したためです。このワクチンを開発したのが、「近代免疫学の父」とも呼ばれる、エドワード・ジェンナーです。
第3問
【右代啓祐選手が世界選手権に出場できない見通しとなった、陸上の十種競技。次のうち、陸上の十種競技に含まれるものはどれでしょう。】
正解は「棒高跳」でした。
今月27日に開幕する陸上の世界選手権で、十種競技の代表に内定していた右代啓祐選手でしたが、誤内定により世界選手権に出場できない見通しです。
右代選手は4月に行われたアジア選手権で、世界選手権の参加標準記録には届かなかったものの、優勝しています。
これを受けて、日本陸連は世界選手権の代表内定を出しましたが、国際陸連は記録の低さを理由に出場を承認していなかったとのことです。この件について日本陸連は、選考に不備があったことを認め、右代選手に謝罪しています。
十種競技は、2日間で10種目を行う混成競技です。
1日目は100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400mを。2日目は110mハードル、円盤投、棒高跳、やり投、1500mを行い、各種目の記録を得点化して、その合計点で競います。