問題の解説
第1問
【旭化成の名誉フェローである吉野彰さんが、ノーベル化学賞を受賞。吉野さんが開発に携わった、スマートフォンやノートパソコンなどに広く使われている、小型で大容量の電池は何でしょう。】
正解は「リチウムイオン電池」でした。
スウェーデン王立科学アカデミーは9日、今年のノーベル化学賞に、吉野彰さんら3氏を選出しました。
ことしのノーベル化学賞の受賞者に、スマートフォンやパソコンなどに広く使われている「リチウムイオン電池」を開発した大手化学メーカー「旭化成」の名誉フェローの吉野彰さん(71)らが選ばれました。https://t.co/HUrId1DHN9 pic.twitter.com/j5tvqxfqHh
— NHKニュース (@nhk_news) October 9, 2019
日本人がノーベル賞を受賞するのは、アメリカ国籍を取得した人を含めて27人目。またノーベル化学賞の受賞は8人目となります。
吉野彰さんは、大手化学メーカー旭化成の名誉フェローで、リチウムイオン電池の実用化に必要な技術を開発しました。
リチウムイオン電池は小型で容量も大きく、スマートフォンやノートパソコンなどの小型端末などに広く使われており、現代社会には不可欠な発明といえます。
第2問
【牛の体に「ある模様」を描いたところ、牛がハエやアブに刺される回数が半減しました。さて、どんな模様を描いたのでしょう。】
正解は「シマウマ模様」でした。
黒い牛の体にシマウマ模様を描いたところ、ハエやアブに刺される回数が半減したという論文がアメリカの科学誌に掲載されました。
研究チームは、模様なし、黒いしま模様、シマウマ模様の3種類の牛を準備し、それぞれがハエやアブに刺される回数を数え検証を行いました。
なお、シマウマ模様は知覚を乱すため、ハエやアブは体表に止まりにくくなるとのことです。
牛にシマウマ模様描いてハエを撃退、刺される回数ほぼ半減 https://t.co/qaOV8wY9ts
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) October 9, 2019
第3問
【Netflixからアニメ化されることになった、過去に2度実写映画化されたこともある、小松左京が書いたSF小説のタイトルは何でしょう。】
正解は『日本沈没』でした。
映像配信サービスのNetflix(ネットフリックス)は、小松左京のベストセラー小説『日本沈没』を原作にしたアニメ『日本沈没 2020』を配信することを発表しました。全10話の構成で、2020年の配信が予定されています。
「日本沈没」を湯浅政明がNetflixでアニメ化 20年東京オリンピック直後の日本が舞台 #湯浅政明 #日本沈没2020 https://t.co/J91GUmwRZb
— 映画.com (@eigacom) October 8, 2019
原作の小説『日本沈没』は1973年に発表されたSF作品で、上下巻の累計発行部数は460万部を超えるベストセラーです。
これまで、2度の実写映画化や、テレビドラマ化などはされていましたが、アニメ化されるのは初めてとなります。