問題の解説
第1問
【昨日は岐阜県と長野県で発表された、警戒レベル5に相当する、雨を要因とする防災情報はどちらでしょう。】
正解は「大雨特別警報」でした。
8日、活発な前線の影響で一時、岐阜県と長野県で大雨特別警報が出されました。また、9日も大雨が予想される地域があり、引き続き最大級の警戒が必要となっています。
特別警報とは、「予想される現象が特に異常であるため、重大な災害の起こるおそれが著しく大きい旨を警告する防災情報」であり、防災気象情報としては最も警戒レベルの高い「レベル5」に相当します。
これは、災害がすでに発生している可能性が高いことを示しており、このレベルでは、自らの判断で「命を守るための最善の行動」をとる必要があります。
ちなみに「危険な場所から全員避難」とされるのは、警戒レベル4です。
誤答選択肢の「記録的短時間大雨情報」は、「大雨警報発表中に、災害発生につながるような、稀にしか観測されない大雨が降ったことを伝える情報」です。つまり、実際に降った結果をもとに発表されます。
おおむね各予報区ごとに、1時間雨量の歴代1位または2位の記録を参考に基準が定められており、大雨が観測された地点や市町村名が併記されます。
第2問
【7月12日から全国のセブンイレブンで販売されることになった、今年で誕生から30年となる、東京土産の定番菓子といえば何でしょう。】
正解は「東京ばな奈」でした。
東京土産の定番として親しまれている菓子「東京ばな奈」が、全国のセブンーイレブンで発売されることになりました。
東京ばな奈はその名の通り、柔らかなスポンジケーキの中に、バナナカスタードクリームが詰まったバナナ風味の菓子で、1991年に発売開始されました。
販売は7月12日から、数量限定で行われます。価格は、2個入りが270円、4個入りが540円(いずれも税込)です。
誤答選択肢の「赤福」は、伊勢(三重県)名物として知られる定番の土産菓子。創業は1704年だとか。
また「鳩サブレー」は、東京でも多く見られますが、元々は鎌倉(神奈川県)生まれの菓子です。「明治の末の頃」に誕生したそうです。
第3問
【その長女の名前は「オリンピア・ライトニング・〇〇〇」。このアスリートは誰でしょう。】
正解は「ウサイン・ボルト」でした。
元陸上選手のウサイン・ボルト氏が、5月に生まれた第1子の女の子に、「オリンピア・ライトニング・ボルト」と名付けたことを公表しました。
オリンピア(Olympia)は、古代オリンピックの発祥地。またライトニング・ボルト(Lightning Bolt)は、ボルト氏の姓にかけた現役時代のニックネームで、稲妻を意味します。
ボルト氏は、陸上男子100mでは9秒58、男子200mでは19秒19の世界記録を持つ、“人類史上最速のスプリンター”です。
オリンピックでも、2008年の北京大会から2016年のリオ大会までの3大会で、100m、200m、男子4×100mリレーの3種目で計8つの金メダルを獲得しました。
ちなみに、唯一メダルを獲得していない北京大会の男子4×100mリレーも、大会当時は金メダルでした。しかし、のちにチームメイトのドーピング違反が発覚し、メダルが剥奪されています。