問題の解説
第1問
正解は「高級ミシン」でした。
2018年のお年玉付年賀はがきの抽選会が行われ、当選番号が決まりました。
今年の1等賞品は【セレクトギフト12万円相当】または【現金10万円】で、当選番号は下6ケタが784640。2等賞品は自由に選べる【ふるさと小包など】で、当選番号は下4ケタが3260。3等商品は【お年玉切手シート】で、当選番号は下2ケタが27または86です。
さて、第1回のお年玉付年賀はがきは1949年12月に発売開始され、翌年1月に当選番号が決まっています。
この時の賞品は、特賞が【高級ミシン】となっており、1等【純毛洋服生地】、2等【学童用革グローブ】、3等【学童用洋傘】と、以下6等まで設定されていました。
子どもを意識した賞品が並んでいるのは、ちょうど第1次ベビーブーム(いわゆる団塊世代)の頃だからです。
ちなみに第1回お年玉付年賀はがきの価格は、共同募金つきが1枚3円、募金なしが1枚2円でした。価格よりも、募金付きの募金比率の高さに驚かされます。
第2問
正解は「実在が確認されている中国最古の王朝」でした。
11日に尖閣諸島の近海を航行していた中国軍の潜水艦が、「商(シャン)型」と判明しました。「商型」は巡航ミサイルが搭載可能な攻撃型の原子力潜水艦で、政府は警戒監視を強める方針です。
この「商型」という名称は、NATOコードネームと呼ばれる西側諸国が東側諸国の兵器に付ける名前で、中国国内の呼び名ではありません。
なお、中国の潜水艦には、「商型」以外も「夏型」「漢型」「晋型」「宋型」「唐型」と、中国の歴代王朝のコードネームが付けられています。
そんな商は殷(いん)という名前でも知られ、現時点で実在が確認されている中国最古の王朝です。
ちなみに誤答選択肢の「秦を滅ぼして立てられた王朝」は漢(前漢)、「邪馬台国の卑弥呼と交流があった王朝」は三国時代の魏をイメージしています。
第3問
正解は「三十三間堂」でした。
【京都新聞ニュース動画】新成人が成長を誓い弓道の腕前を競う「通し矢」が14日、京都市東山区の三十三間堂で行われました、約2000人が参加し、晴れ着姿で矢を放ちました。動画全編はこちら⇒https://t.co/bVowoitvM9 pic.twitter.com/cEfK7YLGYa
— 京都新聞 (@kyoto_np) 2018年1月14日
京都の三十三間堂で14日、新春恒例となっている「大的大会」が行われ、会場では晴れ着姿の新成人およそ1900人が、60m先の的に向かい弓を引き絞り、矢を放ちました。
「大的大会」は、江戸時代、およそ120mと長い三十三間堂の軒下で、弓技に長けた全国の武士が天井に当たらないよう的を射ぬいた「通し矢」が始まりとされています。
ちなみに、新成人のイベントとして知られるこの「大的大会」ですが、実は新成人だけでなく、称号者と呼ばれるベテラン選手も参加しています。
また新成人の参加者も、初段以上を持った経験者のみが参加可能という、れっきとした弓道の大会です。