問題の解説
第1問
【2020年東京五輪開会式の入場行進において、最後に行進する国はどこでしょう。】
正解は「日本」でした。
国際オリンピック委員会(IOC)は3日、2020年東京五輪開会式の行進順について、行進のラスト3国をアメリカ、フランス、日本の順にすると発表しました。
開会式の入場順はこれまで、「1番目はギリシャ」「最後は開催国」「それ以外は、開催国の言語でのアルファベット順」で行われて来ました。その原則に加えて、今後は開催国の前に、開催予定国が並ぶことになります。
これは、最も注目度の高い開催国の前に開催予定国を配置することで、それらの国にも注目を集める狙いです。
また2016年リオデジャネイロ五輪でも結成された、自らの国・地域から出場できない選手の混合チーム「難民選手団」についても、2020年東京五輪ではギリシャに次ぐ2番目の入場が決定しています。
第2問
【前年と比べ検索数が急上昇したワードを表彰する「Yahoo!検索大賞」が発表されました。次のうち、「大阪府部門賞」を受賞した検索ワードはどれでしょう。】
正解は「G20 交通規制」でした。
前年と比べ検索数が急上昇したワードを表彰する、「Yahoo!検索大賞」が今年も発表されました。
大賞は、ドラマだけでなくバラエティ番組への出演も目立った、若手俳優の横浜流星が受賞しました。
人物を表彰するパーソンカテゴリーでは、他にも蒼井優（女優部門賞）、りんごちゃん（お笑い芸人部門賞）、渋野日向子（アスリート部門賞）、ゆきぽよ（モデル部門賞）、あいみょん（ミュージシャン部門賞）、日向坂46（アイドル部門賞）、梶裕貴（声優部門賞）、尾田栄一郎（作家部門賞）が受賞しています。
またローカルカテゴリーでは、各都道府県ごとに受賞ワードが発表されています。
選択肢の「G20 交通規制」は、今年6月にG20大阪サミット2019が行われた、大阪府の部門賞。「阪神タイガース」は、県内に本拠地・甲子園球場を有する、兵庫県の部門賞です。
また「マンダイ チラシ」の「マンダイ」とは、主に関西圏に展開しているスーパーマーケットのチェーンです。こちらは奈良県部門賞を受賞しています。
第3問
【開催中のCOP25で、国際NGOが選ぶ「化石賞」に、ブラジル・オーストラリアとともに日本が選ばれました。さて、「化石賞」とはどのような賞でしょう。】
正解は「地球温暖化対策に消極的な国に贈られる賞」でした。
3日、スペインのマドリードで開催中のCOP25会場で、国際NGOが「化石賞」を発表しました。今回選ばれたのは、ブラジルとオーストラリア、そして日本の3か国です。
化石賞は、地球温暖化対策に消極的な国に贈られます。ここでいう「化石」には、温室効果ガスを発生させる化石燃料という意味のほか、化石のような古い考え方、という意味もあります。
化石賞には、COP会期中に毎日最大3か国が発表される「本日の化石賞」と、その年に最も温暖化対策に問題のあった国を選ぶ「年間化石賞」があり、今回日本などが受賞したのは前者となります。
日本の受賞理由ですが、3日に梶山経済産業大臣が行った、「化石燃料の発電所は選択肢として残していきたい」との発言を受けてのものです。
またブラジルとオーストラリアの受賞理由については、大規模な森林火災の発生に対し、適切な対応を取れなかった点が挙げられています。
不名誉な賞といえますが、日本が化石賞を受賞したのは、今回が初めてという訳ではありません。また多くの国が過去に複数回、受賞しています。
