問題の解説
第1問
【横浜市で、高さ18mの「動くガンダム」の一般公開が始まりました。次のうち、台座を含む高さが約18mなのはどちらでしょう。】
正解は「奈良の大仏」でした。
横浜港の山下ふ頭で12月19日より、「動くガンダム」の一般公開が始まりました。1979年に放送が開始されたアニメ『機動戦士ガンダム』の40周年を記念したものです。
ガンダムの高さは、アニメに登場したものと同じく18mです。奈良の大仏の、台座を含んだ高さとほぼ同じです。ちなみに、鎌倉の大仏の、台座を含んだ高さはおよそ13mです。
入場料を支払えば、「GUNDAM-DOCK TOWER」という特別観覧デッキから、間近でガンダムの動きを楽しむことができます。
その他、動くガンダムの仕組みを学べる展示施設、限定グッズが多数販売されるショップ、オリジナルメニューが楽しめるカフェなども隣接されています。
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の40周年を記念して、原寸大の動く「ガンダム」が横浜市で一般に公開されるのを前に、18日夜オープニングセレモニーが行われました。動く「ガンダム」は、再来年の3月31日まで一般に公開されます。https://t.co/la3IHjsw16#nhk_video pic.twitter.com/mvxVD7Fqsx
— NHKニュース (@nhk_news) December 19, 2020
第2問
【タミフル、リレンザ、ラピアクタといえば、何というウイルスに有効な薬でしょう。】
正解は「インフルエンザウイルス」でした。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。日本では例年、12-3月が流行シーズンとされています。
厚生労働省などによると、12月13日までの1週間で報告されたインフルエンザの患者数は57人と、例年より大幅に少なくなっています。新型コロナウイルス感染予防のため、人々が手洗いやマスク着用を徹底していることが背景にあると考えられています。
抗インフルエンザ薬としては、カプセルの内服薬であるタミフル、粉末の吸入薬であるリレンザ、液体の点滴薬であるラピアクタなどがあります。いずれも適切な時期に服用すれば、発熱期間の短縮が期待できます。
ちなみに、誤答選択肢のノロウイルスは、食中毒や感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。こちらも主に冬に流行します。ノロウイルスに有効なワクチンや抗ウイルス薬はないため、対症療法が基本となります。
第3問
【仙台の水族館で、国内最長の飼育記録を更新していたサメが死亡しました。気仙沼港のサメの水揚げの8割を占め、フカヒレの原料にもなる、何というサメでしょう。】
正解は「ヨシキリザメ」でした。
長い頭部と流線型の体が特徴のヨシキリザメ。英名を「ブルーシャーク」といい、鮮やかな青色の背中と白い腹部のコントラストが非常に美しいです。ストレスに弱く、飼育は極めて困難であるため、水族館ではほとんど見かけることがありません。
宮城県の仙台うみの杜水族館で飼育展示していた雄のヨシキリザメが、12月15日に死亡しました。飼育日数は873日におよび、国内最長記録を更新していました。
「世界一美しいサメ」天国へ 飼育、国内最長の873日https://t.co/hZBZMbi4c0
— 朝日新聞仙台総局 (@asahi_sendai) December 20, 2020
国内最長の飼育記録を更新していた #仙台うみの杜水族館 のヨシキリザメ(推定4歳)が15日、死んだ。ストレスに弱く、そもそも飼育例は全国でもまれ。飼育日数は873日間に及んだ。
宮城県の気仙沼港は、サメの水揚げで有名。中でもヨシキリザメが、全体の80%ほどを占めています。ヒレがフカヒレの原料となるほか、身はかまぼこやはんぺんにも活用されています。気仙沼市には、日本で唯一となるサメ専用の博物館「シャークミュージアム」もあります。