問題の解説
第1問
正解は「ジャイアントパンダ」でした。
オーストリアの首都ウィーンの動物園で、ジャイアントパンダのヤンヤンが抽象画を描くと話題になっています。ヤンヤンは竹製の絵筆をしっかり握り、手首のスナップを使って紙に模様を描きます。
動物園では、この絵を1枚490ユーロ(およそ64000円)で売り出しました。ネット販売限定で、購入者にはパンダが描いた絵であることを示す証明書もついてくるようです。
ウイーンで抽象画を描くパンダが人気、1枚6万円也(字幕・27日) https://t.co/2DDkcIKGjc pic.twitter.com/5yZp8IOnae
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2018年8月28日
ジャイアントパンダは、ワシントン条約で商業目的の取引が禁じられている、希少な動物です。
そのため中国では、ジャイアントパンダの密猟は重罪となります。現在は最高で20年の懲役刑ですが、過去には死刑や終身刑が最高刑だった時代があるようです。
第2問
正解は「入国管理局」でした。
出入国の管理や外国人の登録、難民の認定などを行う入国管理局が、来年4月に「入国在留管理庁」(仮称)に格上げされることが報じられました。
格上げにより、入国審査官らが300人程度増員され、5000人を超える組織とする構想です。
この背景には、社会問題にもなりつつある技能実習生の増加や、2020年東京オリンピックを控え増加している訪日外国人旅行者数があり、法務省では「現行の人員では対応困難」としていました。
なお、誤答選択肢の「関税局」は財務省の内部部局、「防衛政策局」は防衛省の内部部局です。
第3問
正解は「リバティ島」でした。
アメリカ屈指の観光名所「自由の女神像」があるリバティ島で、ガスボンベの爆発が原因で火事が起きました。
この影響で、およそ3000人の観光客が島外へ避難したほか、島への立ち入りも一時禁止されました。なお、火事は間もなく消火されています。
リバティ島という名前は、自由の女神像が完成した後に付けられたものです。元々は、ベドロー島と呼ばれていました。
選択肢の「リバティ」(liberty)、「イクオリティ」(equality)、「フラタニティ」(fraternity)はそれぞれ、「自由」「平等」「博愛(友愛)」を意味します。
これはフランス革命のスローガンであり、今もフランス憲法に、国の標語として記載されています。