問題の解説
第1問
【このほど、ある城の天守閣が地震からの復旧工事を終えました。戦国武将・加藤清正が築いた、この城は何でしょう。】
正解は「熊本城」でした。
2016年の熊本地震で甚大な被害を受け、復旧工事が進められている熊本城。天守閣は先月で工事が完了し、6日に報道陣向けに内部が公開されました。地下部分の「制震ダンパー」など、最新の耐震・制震装置が設けられています。
展示内容もリニューアルされ、大天守では築城の名手・加藤清正が戦国時代末期に築いてから、現代に至るまでの歴史が新たなパネルや映像で紹介されています。天守閣は今月26日から5年ぶりに一般公開されます。
奇しくも4月6日は語呂合わせで「城の日」。城全体の完全な修復は2030年代までかかるとのことですが、記念すべき日に名城が復興への大きな一歩を踏み出しました。
5年前の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城の天守閣の復旧工事が完了し、内部が報道陣に公開されました。https://t.co/Di2VLiEcFP#nhk_video pic.twitter.com/0ftuSV51RM
— NHKニュース (@nhk_news) April 6, 2021
第2問
【三菱UFJ銀行が東京・丸の内の本店を建て替える計画を発表しました。同行の頭取・〇〇淳一氏の名字は、ある人気ドラマの主人公と同じ何でしょう。】
正解は「半沢」でした。
今月就任した三菱UFJ銀行の新頭取・半沢淳一氏が、丸の内にある本店ビルの建て替え計画を明らかにしました。本社機能の集約やコスト削減が目的とされます。
半沢氏は石炭・火力発電所への融資の厳格化を表明するなど、気候変動問題への姿勢でも注目されています。また、銀行が舞台の人気ドラマ『半沢直樹』シリーズの原作者・池井戸潤氏は銀行員時代の同期にあたり、頭取就任時には偶然の一致が話題を集めました。
三菱UFJ銀行は東京・丸の内の本店ビルを建て替えます。在宅勤務の継続を前提に、出社する人員に見合った規模に見直します。新ビルは「ポストコロナ」のオフィスのひとつのモデルになる可能性があります。https://t.co/ecRcIH4bm2
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) April 5, 2021
第3問
【競泳の入江陵介選手が4大会連続となる五輪出場を決めました。入江選手が専門とする泳法は、次のうちどちらでしょう。】
正解は「背泳ぎ」でした。
東京五輪の代表選考を兼ねて、現在開催中の競泳日本選手権。5日に行われた男子100メートル背泳ぎ決勝では、入江陵介選手が8年連続10回目の優勝を決めました。
タイムは日本水泳連盟が定める派遣標準記録を上回っており、これにより4大会連続の五輪出場を確定させました。2012年ロンドン大会以来となるメダルに期待がかかります。
6日にも男子200mバタフライ決勝で優勝した19歳の本多灯選手ら、新たに3人が五輪代表入りを決めました。