問題の解説
第1問
【5月1日から始まる新元号は、何に決まったでしょう。】
正解は「令和」でした。
政府は、「平成」に代わる新たな元号が「令和」に決まったことを発表しました。令和は、大化から数えて248番目の元号となります。
新元号「令和」 官房長官会見の内容 #nhk_news https://t.co/xHnkDGbWiU
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月1日
出典は、万葉集の梅の花の歌32首の序文にある、「于時 初春令月 氣淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香」(時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す)の一文からです。元号の典拠が国書(日本で記された書物)となるのは初めてです。
「令」には「命令」や「律令」など「きまり」のような意味もありますが、「令名」や「令聞」のように「良い」という意味でも用いられます。出典にある「令月」も、「何事をするにもよい月。めでたい月」という意味です。
安倍首相は、発表の記者会見で「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」と述べています。
ちなみに、記事タイトルの「康平」「正治」はそれぞれ、過去にあった元号です。
第2問
【4月1日からスタートした、100作目となるNHK連続テレビ小説のタイトルは何でしょう。】
正解は『なつぞら』でした。
記念の100作品目となるNHK連続テレビ小説『なつぞら』が、4月1日からスタートしました。
戦後間もないアニメーション草創期、アニメーターを目指したヒロインの姿を描いた作品で、広瀬すずが主役を務めます。
アニメが題材ということもあり、オープニングは朝ドラ史上初の全編アニメーションで描かれています。
ちなみに、誤答選択肢の『娘と私』はNHK連続テレビ小説1作目の、『かりん』は同50作目のタイトルです。
なつぞら:朝ドラ初フルアニメOP公開 本編にも異例のアニメーションシーン https://t.co/BFpmV2KB9R
— 毎日新聞 (@mainichi) 2019年3月31日
第3問
【人気のボードゲーム「人生ゲーム」の令和版が発表されましたが、従来の「所持金を競う」ではなく、何を競うゲームになったでしょう。】
正解は「フォロワーの数」でした。
新元号が発表された数時間後に、玩具メーカーのタカラトミーから「人生ゲーム+令和版」が発表されました。
人生ゲームは広く知られる人気のボードゲームで、従来のルールだと「最終的な所持金が最も多いプレイヤーが勝利」ですが、令和版では「フォロワーを最も多く集めたプレイヤーの勝利」となっています。
このため、人生ゲームではおなじみの「お札」は存在しません。代わりに、自分のコマにフォロワー数を示すコマを接続していくことになります。
双六的なスタートやゴールの要素も存在せず、戦略的に楽しむゲームになっているとのことです。
『人生ゲーム+令和版』が6月発売。決まったコースやゴールがないまったく新しい『人生ゲーム』 https://t.co/fhoEkKJ3lY #人生ゲーム #新元号 pic.twitter.com/ldwqQ85iGh
— 電撃オンライン (@dengekionline) 2019年4月1日