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前ページ:クイズを解きたい方はこちらから! 以下は問題の答えと解説です

クイズの解説

Q.1:ことわざで「一見にしかず」と言われているのは?

百聞は一見にしかず」とは、「ものごとは耳で聞くよりも、実際に見る方がはるかによくわかる」という意味のことわざです。「しかず」とは漢文でよく見る表現で、「AはBにしかず」で「AはBに及ばない」という意味になります。

この他に「しかず」という言葉を使ったことわざには、「三十六計逃げるにしかず」というものがあります。これは「困ったときにあれこれ迷うよりは、逃げてしまうのが一番よい」という意味です。この場合の「しかず」は、「~が一番よい」という意味で使われています。

Q.2:ムカデやモズを漢字で書くときに使われるのは?

ムカデには「百足」、モズには「百舌」という表記があります。「百足」はムカデに足が多いことから当てられた書き方です。一方、「百舌」と書くモズには、字の通りさまざまな鳥の鳴き声をまねてさえずるという生態があります。

Q.3:三菱重工の堀越二郎が設計し1940年に採用された、第二次大戦中に日本軍が用いた戦闘機は?

零戦(れいせん、ゼロせん)は第二次世界大戦で活躍し、1万機以上も作られた日本の戦闘機です(れい式艦上戦闘機」)。設計者の堀越二郎はスタジオジブリの映画『風立ちぬ』で主人公として描かれています。

ところで零戦の「零」には「皇紀」という年の数え方が関係しています。皇紀とは、日本の初代天皇と伝えられる神武天皇が即位したとされる年を元年とするもので、零戦が採用された1940年が皇紀2600年にあたることが「零戦」という通称の由来です。

Q.4:この積分を計算した値は?

関数f(x)で、f(-x)=-f(x)が成立するとき、f(x)を奇関数といい、これを-aからaまで積分した値は必ず0になります。

これをもう少し詳しく説明します。まず奇関数はxy平面に図示すると原点を中心として点対称になります。定積分の値は、グラフとx軸の間の面積を表す(x軸より下の部分は負の面積と考える)ので、奇関数を-aからaまで積分するとy軸より上の部分の面積と下の部分の面積が相殺されて0になるのです。

▲この例に限らず使える積分のテクニック

Q.5:ガルシア=マルケスの小説のタイトル『「何」年の孤独』?

百年の孤独』はガルシア=マルケスの代表作であり、世界的なベストセラー小説です。1967年に刊行され、日本では長らく文庫版が出版されていなかったものの、今年(2024年)ついに新潮社から文庫版が登場し話題を集めました。

その内容は、不思議な村「マコンド」を開いたブエンディア一族のたどった運命を描くというもので、非現実的なできごとをリアルに感じさせる緻密な描写が特徴です。「『ドン・キホーテ以来スペイン語で書かれたもっとも偉大な作品」などと高く評価されています。


解説を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回の記事で「二択でGO」は一区切りとなり、当面の間休載することとなりますが、ぜひこれまでの二択にも挑戦してみてください!

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この記事を書いた人

藤島

東京大学理学部4年生で、生物学を専攻しています。好きなことは歴史、生き物。趣味は読書などです。新しい分野を知る第一歩になれるような記事を書けるように頑張ります。

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