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  • レスレ語の主な語彙

    動画で解説しきれなかったレスレ語の文法を紹介!

    Ziphil Shaleiras(ジーフィル・シャレイラス) レスレ語を作ったメンバーのひとり。鶴崎修功とは大学の友人。過去にシャレイア語キプソル語などの人工言語を作ってきた。

    レスレ語は VSO 語順、つまり 動詞→主語→目的語 の順で単語を並べます。

    例えば…

    agdundo blo nisfeta. 「我々は時間を制限する。」

    この文では、agdundo「制限する」→ blo「我々は」→ nisfeta「時間を」の順で単語が並んでいます。

    ところで、辞書で「時間」を探すと nisfe となっているはずです。しかし、上の文では nisfeta となっていて、余計な -ta が付いています。

    実は、レスレ語では目的語に必ず -ta を付けるルールになっていて、この -ta があるかないかによっても主語なのか目的語なのかを判別することができるようになっています。このように、名詞が文中での役割に応じて形を変える現象は「格変化」と言って、自然言語にもたくさん例があります。

    さて、この -ta ですが、場合によっては -da や -sa になることがあります。

    例えば…

    lafso bih sadda. 「人は数字を言う。」

    boso blo fluhsa nisfessa. 「我々は2ニスフェスを与える。」

    この文を見ると分かるように、sad「数字」には -da が付いて sadda になっていますし、fluh「2」や nisfes「ニスフェス」には -sa が付いて fluhsanisfessa になっています。

    これは「同化」と呼ばれる現象です。sad という単語の最後にある d が濁った音なので、それに引っ張られて -ta の t も濁った音の d になってしまったわけです。

    fluh や nisfes の場合も同様で、これらの単語の最後にある h や s は口の中で息を摩擦させる音なので、それに引っ張られて -ta の t も摩擦して s になってしまいます。

    名詞にくっつく要素は、-ta の他にも -al があります。例えばこんな表現に出てきますね。

    frogdin bihal 「人のターン」

    この -al は「~の」という意味を作ります。bih「人」に -al が付いて bihal「人の」になるわけですね。この形は、常に別の名詞の後ろに置かれるところに注意です。

    ちなみに、もともとが母音で終わっている単語に -al を付けるときは、a が落ちて -l だけになります。

    最後に、単語の作られ方にもちょっとした秘密があります。以下の単語に注目してみましょう。

    onsoptol「糖」
    ontugdok「ルール」
    ondulgo「褒める」

    これらは全部 on- から始まっていますね。

    実はこの on- には「上」というイメージが設定されています。

    onsoptol は、on-「上」+ sopt(o)「立つ」+ -l 「するもの」という構成になっていて、「上に立たせるもの」→「(動物を)運動させるもの」というイメージで「糖」を表しています。ontugdok は、on-「上」+ tugd(o)「置く」+ -k「されるもの」で、「上から置かれたもの」→「(プレイヤーに)課されたもの」というイメージで「ルール」になっています。ondulgo は、on-「上」+ dulg「思う」+ -o(動詞を作る)で、「上だと思う」→「良く思う」から「褒める」です。

    このように、レスレ語の単語には、細かい要素がいくつか組み合わさって出来上がっているものがたくさんあります。辞書の「語源」欄にどのような組み合わせでその単語ができているかを記載したので、ぜひここに注目して単語を見てみてください!

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この記事を書いた人

QuizKnock編集部

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