問題の解説
第1問
正解は「宮崎県」でした。
明治安田生命から、全国同姓調査の結果が発表されました。これは、同社の保険契約者およそ655万人を対象に、数が多い同姓をランキングにしたものです。
全国で見ると、1位が「佐藤」、2位が「鈴木」、3位が「高橋」という「そうだよね」的な結果です。
しかし東日本と西日本で比べてみると、東日本は「鈴木」「佐藤」「高橋」と全国と大きく変わらないのに対し、西日本では「田中」「山本」「中村」がトップ3になっています。
また都道府県別では、おおむね全国トップ10の姓が上位になっているのですが、宮崎県と沖縄県では、県のトップ5に全国トップ10が1つも入っていません。
宮崎県のトップ5は、上から「黒木」（全国363位）、「日高」（同381位）、「甲斐」（同345位）、「河野」（同92位）、「長友」（同1097位）です。
また沖縄県のトップ5は、上から「比嘉」（全国643位）、「金城」（同571位）、「大城」（同507位）、「宮城」（同491位）、「玉城」（同958位）と、地域色豊かな結果となっています。
第2問
正解は「北朝鮮」でした。
外国からの移民受け入れを国策としているオーストラリアで、人口が初めて2500万人を超えました。
オーストラリアの人口増加ペースは「83秒に1人」ともいわれていますが、自然増加よりも移民による増加が大きくなっています。近年は、インド系と中国系の移民が多いようです。
ちなみに「北朝鮮」の人口は、国連の2015年データで2524万人と、オーストラリアとほぼ同じです。
誤答選択肢の「韓国」の人口は、オーストラリアの倍近くとなる5059万人。また「シンガポール」の人口は、553万人です。
国土面積を考えると、急激に増加しているとはいえオーストラリアの人口の少なさが目立ちますね。
第3問
正解は「猛暑のため」でした。
日本では連日、記録的な暑さについて報道されていますが、今年は世界的にも異常な猛暑となっています。ヨーロッパもその例にもれず、広い範囲で平年より3℃から6℃ほど気温が高くなっているようです。
そのため異常な暑さで草木が枯れたり、川の水位が低下した結果、これまで隠れていた遺構（建築物の跡）などが相次いで見つかるという珍現象も起きています。
たとえばイングランドでは、枯れた芝生の中から、ビクトリア朝時代の庭園跡が浮かび上がりました。アイルランドでも、新石器時代の遺跡から、これまで確認されていなかった模様が現れるなどしています。
とかく猛暑は悪い側面ばかり注目されますが、少しはメリットもあるようですね。
熱波襲来の欧州、隠れた遺物が続々出現 庭園跡に手りゅう弾も https://t.co/nGqOvpHF9k
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) 2018年8月8日
