山本祥彰×鹿野「漢検1級あるあるが止まらない漢字王たち」【QK雑談中#20】

漢字してますか？：「漢字する」は、おそらく漢字を勉強する、漢字に触れる、などの意味だと思われる。

空五倍子色うつぶしいろ：色の名前。ヌルデという木の枝からできた「五倍子ふし」で染める、灰色がかった焦茶色。

觳觫こくそく：「恐ろしくてびくびくする」という意味。

ローラー：あることをしらみ潰しにやっていくさま。ここでは、辞書の単語を片っ端から見ていくことを言っている。

漢字ミュージアム：京都府京都市に位置する「漢検 漢字博物館・図書館」の愛称。人気の展示物「漢字5万字タワー」には、『大漢和辞典』に採録されている漢字が書かれている。ちなみに、QuizKnock監修の「博学審問の漢字クイズラリー」が2023年4月まで開催中。

歯振あさり：のこぎりの歯の先端を交互に左右に開くこと。貝の「アサリ」ではない。
有繋/遉さすが/さすが：実力を再確認して感心する様子。漢字王たちの圧倒的な漢字力、「流石さすが」です。

戎克ジャンク：中国の伝統的な木造帆船の総称。
執翳はとり：即位式など特別な儀式で使用する高御座たかみくらに座す天皇の顔を、翳さしはといううちわをかざして覆う役の女官のこと。
この2つはどちらも山本が漢検1級に合格した回に出題されている。

社燕秋鴻しゃえんしゅうこう：出会って間もないのに、すぐに別れること。

郢斲えいたくを請う：詩や文章の添削を人に頼むこと。