金のしゃちほこが16年ぶりに地上へ降臨。当時のできごと覚えてる？

問題の解説

第1問

【名古屋城のシンボルである金のしゃちほこが16年ぶりに地上に下ろされました。さて、16年前の愛知県で起きたできごとではないものはどれでしょう。】

正解は「ナゴヤドームの竣工」でした。

8日、名古屋城の天守閣に輝く金のしゃちほこが16年ぶりに地上に下されました。金のしゃちほこのサイズは高さ約2.6m、重さ1200kgあまり。ヘリコプターを使って1基ずつ運ばれました。

このたび金のしゃちほこが地上へ運ばれたのは、地域の観光業の支援が目的です。今月20日から名古屋城の二之丸広場を皮切りに各地で展示される予定です。

金のしゃちほこが天守から地上へ下ろされたのは2005年以来16年ぶりとのこと。同年2月には中部国際空港 セントレアが開港、3～9月には愛・地球博が開催されました。

ナゴヤドームが竣工したのは1997年。現在は「バンテリンドーム ナゴヤ」に名称が変更されています。

名古屋城の天守閣に輝く「金のしゃちほこ」が8日朝、16年ぶりに地上に下ろされました。今月20日から7月にかけて名古屋市内などで展示されます。https://t.co/lHImFVRh1g#nhk_video pic.twitter.com/ZhDWKabIh8

— NHKニュース (@nhk_news) March 8, 2021

第2問

【7日、公共の場所で「顔を完全に覆い隠す服装」を禁止する是非を問う投票が、スイスで行われました。イスラム教徒の女性が着用するこのような衣装を何というでしょう。】

正解は「ブルカ」でした。

7日、スイスで公共の場所で顔を完全に覆い隠す服装を禁止する是非を問う国民投票が行われ、賛成が51.2%と僅差で上回り可決されました。

この「顔を完全に覆い隠す服装」には、「ブルカ」や「ニカブ」などイスラム女性が身につけるベールも一部含まれます。

礼拝所での着用や安全上の理由による着用は認められるものの、今回の結果に対して人種差別的として訴える抗議デモが起こるなど反発を呼んでいます。

【スイスでブルカ着用禁止へ】https://t.co/x4cPPMujIP

スイスで7日、公共の場所で顔を完全に覆い隠す服装の禁止の是非を問う国民投票が行われ、僅差で賛成が反対を上回った。賛成派は急進的イスラム主義に対抗する動きとして歓迎したが、反対派は性差別や人種差別と批判している。

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 8, 2021

第3問

【JR常磐線でATOが搭載された電車の試運転が公開されました。「ATO」は日本語で何と訳されるでしょう。】

正解は「自動列車運転装置」でした。

8日、JR常磐線の千葉県の松戸駅と我孫子あびこ駅の間で、自動列車運転装置を使った電車の試運転が公開されました。

自動列車運転装置ことATO(Automatic Train Operation)とは、センサーなどにより列車の位置を把握し、運転士の操作なしで車両の走行を制御するシステムです。

今月13日のダイヤ改正から、本格的に運用される予定です。車両の自動運転技術は首都圏では東京メトロやつくばエクスプレスなどで既に導入されていますが、JR東日本では今回が初となります。

JR常磐線の各駅停車で、ATO＝自動列車運転装置を使った運転が今月13日から始まることになり、8日試運転が公開されました。https://t.co/KCcV6vAMqs#nhk_video pic.twitter.com/MGlnJIlOCQ

— NHKニュース (@nhk_news) March 8, 2021