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解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

前ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです

今回は私と一緒に解いていきましょう! 三角形の相似を使って辺CEの長さを求めることもできますが、相似は小学校では習わないので今回は使えません。どのようにすれば小学校で習う範囲で解けるのでしょうか?

今回の問題の解き方をまとめた図がこちらです。ポイントは補助線を引き、面積が同じ1対の三角形を見つけ、それらの共通部分を取り除くことです。

この図の流れに沿って、解いていきましょう!

補助線を引くと……

まずは、この問題を解きやすくする補助線として、対角線ACを引きます。

そして、以下の図の3つの三角形(a〜c)に着目します。

このうち、aとcを組み合わせた三角形と、bとcを組み合わせた三角形を見比べると、底辺(辺CE)を共有しており、高さも等しいため、面積は等しくなっています

2つの三角形の共通部分を取り除く

aとcを組み合わせた三角形と、bとcを組み合わせた三角形の面積が等しいことがわかりました。どちらも三角形cを含んでいることから、三角形aと三角形bの面積が等しいことがわかります。

ここまできたら、あと一歩ですね!

aの面積を求める

三角形aの面積は、辺CFを底辺としてみると、(底辺)×(高さ)÷2という公式を用いて求めることができます。

辺CFの長さは、15-9=6cmであることから、三角形aの面積は、6×15÷2=45cm2となります。

したがって、三角形b、すなわち三角形DEFの面積45cm2です。

答え:45cm2


補助線を引いて、三角形の足し引きがうまくできるかがポイントでした。

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【前回の算数ノートはこちら】

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この記事を書いた人

伊東

東京大学大学院修士課程修了(工学)。クイズはもちろんのこと、スポーツ、みかんも好きです。よろしくお願いします。

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