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理系経済学部生の強み

今考えるとゼミの飲み会とかでクソ安い中華屋に付き合ってくれてた先生方って偉大やな
ゼミの飲み会〜〜〜〜全部オンラインだった
うわーーーそうかーーー
ゼミなにやってたん?
ざっくりいうと統計やってて、あんまり“いわゆる経済学部”っぽくはなかったかも
経済学部来たら統計はしっかりやりたい。応用効くし
なんか「統計使ってたら何でもいいよ」みたいな感じでしたね。普段の輪読はほぼ数学みたいな感じでしたし

輪読:数人で1冊の本を題材に発表や議論を行うこと。

ええやん
むしろよくついていけたな
いや〜ついていけてたようなついていけてなかったようなという感じでしたが……
4年から計量の市村ゼミ行ったけど全然ついていけてなくて毎回ビクビクしてた

計量:「計量経済学」のこと。経済データの分析に統計的・数学的手法を応用するのが特徴。

まあでも案外皆そんなもん、っていう
理系から経済学部行くのほんと憧れるわ
わかる
チートすぎる、理科から来るの

チート:よくゲームの世界などで「不正行為」を意味する言葉。ここでは「経済学部は数学が重要だから、理系から経済学部に行く(経済学部は文系から行くことの方が多い)とそもそも数学への理解が深い状態で勉強スタートできるから羨ましい」ということをチートという言葉で表現している。

理科:ここでの理科は科目のことを言っていない。東大は入学時に大きく「理科」と「文科」に分かれる。ここではその「理科」のこと。

結局理系の素養あるやつが強い
そもそも学部1年の時点で、文転して文2来た人が数学全部わかるみたいなの、ズル
それな
線形代数を自学自習するのは流石にキツかった……
マセマ読んだ

マセマ:マセマ出版社のこと。数学に関する参考書を出している。

1年のとき同クラのそういう友達に、「俺もうわかるからいいよ」みたいな感じで数Ⅲの青チャをもらって解いてたな〜
あった。青チャ買ったわ

青チャ:「青チャート」のこと。数研出版が出している数学のチャート式参考書は他に「赤チャート」「白チャート」などがある。

ほんとに4年生のときはゼミの予習と数学の自学してたら時間が溶けていってた記憶。あとサークル
でも4年生結構そんなもんですよね〜。単位取るだけなら3年で取り切る人もそこそこいるし
そして資金が底をつき、そこからQuizKnockが生まれたのだった

QuizKnock:伊沢拓司が立ち上げたこのメディア

俺4年生で40単位取ったからな。最初サボりすぎて
草、僕も20単位近く取ってた気はするけど……
追い込み型はほんと危険。オススメしません
兼ゼミしてたからほんと死にかけたぞ。死にかけたおかげで今があるのだが

兼ゼミ:複数のゼミに所属すること。

兼ゼミしてるのも本当に意味わからん、凄すぎる
そこからQK作ってるのもすごいし
3つ兼ゼミしてるやついてバケモノだったな
人が多いから色んなやべえやつにも会える
東大あるある:たまにいる

たまにいる:「たまに(やべえやつが)いる」だと思われる。

社会に出ても割と直通で使える学びもあるしな
僕も3年なりたてのとき兼ゼミしようとしてたなそういえば。落ちたんでやらなかったんですけど(自主ゼミ)

自主ゼミ:卒業に必要な単位とは関係なく、学生が集まって行う勉強会のこと。

兼ゼミはうまく行くとすげー知識つくし、組み合わせでいい研究につながるんじゃなかろかと思います
うまくいかないとオワリ

おすすめ授業とアドバイス

最後に、経済学部の面白授業ひとつ挙げるなら?
あ〜悩ましいな
俺は青山(学院大)に籍あった先生が、Excelで統計処理を学びながらTOPIX選出銘柄でうまいポートフォリオ組んで稼げたかどうかシミュレートするみたいなやつが実践的でおもろかった
あと専門だった地方財政実証も好きでしたよ!(指導教官向け言い訳)

指導教官向け言い訳:伊沢は大学での専門が地方財政実証だったが、おすすめの授業としてそれを真っ先にあげていないことは卒論の指導教官に対してまずいなと思ったので、一応自分の専門も好きであったことをアピールしている、という状況。

数学Ⅱ(入江先生)かな〜
数Ⅱなのやべえ
「経済学部のおもしろ授業」って感じじゃないかも。普通に線形代数の授業なんですけど、教え方とかがめっちゃ丁寧でわかりやすく、質問の対応もめっちゃしてくれたので線形代数への理解がとても深まった記憶がありますね。
わかりやすい線形代数うらやましすぎる
僕のときは統計Ⅰ、Ⅱもこの先生だったけど、良かったですね〜
早めに情報収集してりゃなぁ……そういうの自分でやってたのが失敗だった
友達は大事
ま〜代によって変わるんで運もありますね、僕そもそも駒場の統計からこの先生だったので……
俺、小林正人先生だった
情報収集はマジ大事。前期は逆評定

逆評定:時代錯誤社という東大のサークルが作成する、東大で開講されている授業についての学生側の意見をまとめた冊子。これを参考に受講する授業を選ぶ学生も多い。前期課程(教養学部)の授業は逆評定が多くの場合存在するが、後期課程(法学部、経済学部など)の授業は逆評定が存在しないことが多い。

逆評定なくなってからわからんくなってしまったなあ
経済学部、実験とかないから、自分のペースでゴリゴリやりたい人にはオススメです! 特に理系!
ほぼ理系学部みたいなもんですからね、本当。興味ある人はミクロ経済学の力とか読むといいと思います。結構重いけど初学者でも読めます。
神本
俺もそれで学んだ。ちょうど俺が学生の頃に出た気がするな
僕のときはもうこれ一択みたいな感じでしたね〜
神取先生は授業も超わかりやすい、僕はゲーム理論受けたな
神取神
(話が終わらないな)
ということで、あざした〜〜
あざした〜〜

今後もメンバー同士のゆるいやり取りを「QuizKnock雑談中」で更新予定です!

次回もお楽しみに!

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