QuizKnock

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こんにちは、古郡 将也です。

私がライターとして活動し始めてから約3カ月が経過しました。

これまで様々な記事を執筆してきましたが、どんな記事を書くにあたっても、常に私が目指しているのは「自分が書いた記事をたくさんの方に読んでもらう」こと。

たくさんの方に届けば届くほど、今後の活動の大きな励みになります。

そんなわけで、どうすればたくさんの方が記事を読んでくれるか考えていたのですが、ある日私は閃いてしまいました。

現時点でQuizKnockの記事を読んでくださっているオランウータンの方はおそらくいないので、そこにリーチできれば大バズりを狙えるかもしれません。

しかし、人類とオランウータンは言語を共有していないので、日本語や英語で記事を書いても理解してもらうことはできません。

そんな悩みを解決してくれるのが、プログラミング言語「Ook!(ウーク)」です。

「プログラミング」と聞くと、色々な記号が使われていて複雑だ、というイメージがあるかもしれませんが、なんとOok!のコードには「Ook.」「Ook?」「Ook!」の3種類の記号しか登場しません。

というのも、Ook!は「オランウータンが読み書きできなけばならない」という理念で作られたプログラミング言語なのです。これを利用しない手はありませんね。

ひとまず今回はオランウータンの皆さんにQuizKnockの名前を知ってもらうために、Ook!で「QuizKnock」と出力するコードを書いてみようと思います。

Ook!の仕組み

そもそもOok!は「Brainfuck」というプログラミング言語をもとに作られています。

BrainfuckもOok!に負けず劣らずユニークなプログラミング言語で、次の8個の記号を用いてコードが記述されます。

▲アルファベットは1つも使いません

それらの記号を、以下のように「Ook.」「Ook?」「Ook!」の3種類に置きかえることで、Ook!のコードを記述することができます。

▲とても人類が扱えるものではなくなってきました

Brainfuckには8種類の記号が使われますが、Ook!ではそれら8つの記号に「Ook.」「Ook?」「Ook!」のうち2つを組み合わせて対応させることで、3つの記号だけでBrainfuckのすべての記号を記述できる、というわけです。

Ook!で文字を出力してみよう

BrainfuckとOok!の仕組みがある程度わかったところで、実際にOok!でコードを書いてみましょう。

ここでは詳細は割愛しますが、まず、Brainfuckで「A」と出力するコードは以下のように記述できます。

▲これで「A」です

このコードを、先ほどのルールに従ってOok!のコードに変換すると次のようになります。

▲もはやプログラミング言語感は1ミリもありません

たった1文字「A」を出力するだけでこれです。皆さんが言いたいことは何となくわかりますが、どうぞご安心ください。

Ook!は「オランウータンが読み書きできなくてはならない」という理念のもとに作られているのですから、きっとオランウータンの方々は「このコードは確かに『A』を出力するものだ」と理解できているはずです。

「QuizKnock」を出力してみよう

さあいよいよ、皆さんお待ちかねの「QuizKnock」を出力するOok!のコードを記述してみようと思います。

次ページ:オランウータンにQuizKnockを知ってもらうべく、コードを書くぞ!

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この記事を書いた人

古郡 将也

東京医科歯科大学医学部3年生の古郡将也(ふるごおり・まさや)です。 献血、ピアノ、競技プログラミング、乃木坂46、さらば青春の光などが好きです。 読んでいて面白くてためになる記事を書きたいです。 よろしくお願いします!

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