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こんにちは、1758です。

情報化社会を支える、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末。読者の皆さんは、しっかりロックの設定をしていますか?

いちいち解除するのが面倒だからといって「ロックなし」や「スワイプのみ」にしていると、万が一盗まれた時などに大変な目に遭うかもしれませんよ!

そんな端末のロック、パターン入力やパスワード・指紋認証といった方法がありますが、今回は「暗証番号」に注目します。

暗証番号の入力画面、よく見ると数字の下にアルファベットが書いてありますよね。

この表示、普段使っている分には特に必要ないように思われます。

……ですがまあ、世の中不要なものは初めから存在しないと相場が決まっています。このアルファベットに、どんな意味があるのでしょうか?

英語圏には「語呂合わせ」文化がない

暗証番号を設定する際、自分なりの語呂合わせや意味のある数字を選ぶ方も多いかと思います。「クイズノック=91209」というように。

日本語の場合、1つの数字に複数の読みを当てることができますよね。たとえば2なら「に」「つ」「ず(づ)」「ふ」といった読み方が可能です。

ところが、英語圏ではそもそも「数字に文字の読みを当てる」という作業ができないために、日本でイメージされるような「語呂合わせ」が生まれ得ません。

そこで活躍するのが、数字とともに書かれたアルファベット。「784956625」に設定しておけば、“QuizKnock”と対応させて覚えることができます。

つまり、数字の下のアルファベットは「英語圏の人々が数字を覚えやすいようにある」わけです。

英語圏の暗記術

暗証番号だけでなく、英語圏では他にも知恵を絞った「暗記術」が存在します。

たとえば円周率の値なら、“May I have a large container of coffee?”という文字列。各単語の文字数が、それぞれ各桁の数字(3.1415926……)に対応しています。「0」を表す手段がないのが欠点といえば欠点ですが、実によく考えてありますね。

おわりに

今まで意識していなかったかもしれませんが、アルファベットと数字を対応させられることを知った今、暗証番号を考えるレパートリーが増えたのではないでしょうか。

最後にもう1度、ロックの管理はしっかりと! まさか、自分の名前や誕生日に設定したりしていませんよね?

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この記事を書いた人

1758

ライターネームの由来は日本史の「宝暦事件(1758年)」。大学では主に日本文学を学んでいました。

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