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こんにちは。クラシックから邦ロックまで、音楽全般大好きな中川朝子です。

サクッと挑戦できるクイズシリーズ「今日の一問 音楽編」、今回は楽曲『新世界より』にまつわるクイズです。

『新世界より』第四楽章の序奏部(動画の34:05〜)は蒸気機関車の加速を、その後の旋律は車体の疾走をイメージしているといわれ、他の楽章の端々にも、機関車を表す描写が散りばめられています。

大の鉄道好きであったドヴォルザーク、作曲が上手くいかない時にはプラハの駅で機関車を眺めていたそうです。

他にも、車体番号を記録したり、模型を作成したり。現代の鉄道ファンと何ら変わりないその姿は、偉大な作曲家に親しみを覚えさせます。

▲もうもうと煙をあげる蒸気機関車

では、なぜドヴォルザークは鉄道を愛するようになったのか? そのルーツは彼の故郷であるネラホゼヴェスにあります。

彼の生家の近くには駅がありました。もしかすると、列車の発着音が幼いドヴォルザークの耳になじんでいたのかもしれませんね。

皆さんもぜひ、彼の鉄道愛に思いを馳せながら、『新世界より』を聞いてみてください。

それでは、次週の「今日の一問・音楽編」もお楽しみに!

【前回の音楽編はこちらから】

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この記事を書いた人

中川朝子

医学部6年生の中川朝子です。普段は小説を書いたり、美術館を巡ったりしています。中日ドラゴンズの大ファン。文理の架け橋となるような面白い記事を書きたいと思っています。よろしくお願いします!

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