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(2023年3月15日20:00 お詫びと訂正)記事掲載当初、ヒント1「ゴッホは1枚しか絵が売れなかった」について、あくまで俗説である旨の記述が不足していました。現在はゴッホ美術館公式の見解に基づいた解説に訂正しています。

解説

正解は「フィンセント・ファン・ゴッホ」でした。

▲私がゴッホです

ヒント1:生前に売れた作品は『赤いぶどう畑』1点だけ

今でこそゴッホは『ひまわり』などの作品で親しまれていますが、生前に確実に売れたことがわかっているのは『赤いぶどう畑』という絵画1点のみ。その価格は現在の価値に換算すると十数万円ほどといわれており、何十億円ものお金で落札された『ひまわり』と比較すると破格の値段となっています。

※実際には複数の作品が売れていたとする説が有力です。

ヒント2:画商の弟に援助を受けていた

ゴッホは画商の弟・テオから金銭的な援助を受けて作品を描いていました。弟と交わした手紙は現在まで残されており、ゴッホの人となりを知るうえで重要な資料となっています。

ヒント3:絵画の多くに糸杉が登場

ゴッホは晩年精神に不調をきたすようになります。彼はそんな心の動揺を糸杉星空といった風景に仮託した作品を多く残しました。

南フランスの病院で療養中に制作された『星月夜』には、幻想的な夜空の風景と堂々たる糸杉が描かれています。

▲『星月夜』の糸杉(左)

炎の画家」とまで呼ばれたゴッホですが、その背景には激動の人生と絵画に対するほとばしる情熱があったのです。


最後まで読んでいただきありがとうございます! ぜひ次回の「今日の一問 美術編」にも挑戦してくださいね!

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この記事を書いた人

和歩

慶應義塾大学商学部4年の和歩です。クイズ研究会に所属。「マーケティングからわかること」を伝える記事や、「明日誰かに話したくなる」記事の執筆を目指して頑張ります。

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