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どうも、カワカミです。

先日、「ユーキャン新語・流行語大賞」の結果が発表され、年間大賞に「神ってる」が選ばれました。

しかし、ネット上では「そんなことば知らない」「世相を反映していないのでは」などの意見がちらほら。個人的には、たとえ野球を知らなくても、ニュースやバラエティなどでかなり使われていたように思うので、「神ってる」を知らないのはさすがに世間知らずなのでは? と思わざるを得ないのですが……。

そんな中、先週、出版社の三省堂が「今年の新語 2016」を発表しました。「ユーキャンのパクリ……?」と思って見てみると……、内容は全然違うもの。しかも、なんとなく納得してしまうものが並んでいるような。

この「今年の新語」、選考基準は「2016年を代表することばで、今後の辞書に掲載されてもおかしくないもの」。流行りのものではないけれど、そういえば最近よく使うなあ、といったものですね。

大賞には「ほぼほぼ」が選ばれました。「ほぼ」を重ねた形で、意味も「ほぼ」の強調。言われてみれば確かに、最近よく聞く表現です。意識はしていませんが、僕も使っている気がします。

実は歴史は古く、少ないながらも使用例自体は1949年には存在するようです。そんな「ほぼほぼ」の使用例が一気に増えたのが2010年代。特にこの1年で注目されるようになりました。

何故以前からあった語が最近になって使われるようになったのか。それはきちんと調査しないと分かりませんが、なかなかおもしろいと思いませんか?


今回はそんな新語をご紹介。ほぼほぼ全部、一度くらいは聞いたことがあるはず……?


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この記事を書いた人

カワカミタクロウ

東大文学部卒、東大クイズ研究会OB。

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