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初蝶来何色と問ふ黄と答ふ

——高浜虚子『六百五十句』1955年


こんにちは、志賀です。

最近、文豪をモデルにしたキャラクターを集めて戦うゲームをプレイし始めました。名前をよく知る文豪が格好いいキャラクターになって飛び回っている姿は、それはもう見ているだけでワクワクします。しかし、生前病に倒れたはずの正岡子規が、やたら快活なお兄さんキャラになっていて(なおかつ野球をやたら勧めてくるので)笑いました。何にせよ元気そうなのはいいことですが。

さて、冒頭で引用した俳句はそんな(?)正岡子規の弟子のひとり、高浜虚子の作品の中で私の好きな一句です。

「今年初めて蝶が飛んで来たのを見ましたよ」「何色でしたか?」「黄色でした」といった、ある春の日の些細なやりとりをストレートに詠んだものですが、俳句の五・七・五の形式に収まることで、その情景を小気味よいリズム感によって届ける優れた句になっています。

というわけで、今回のクイズのテーマは「俳句」です。

有名な句を中心に、一部が空欄になった俳句を出題しますので、その空欄に当てはまる言葉を選んでください。知らない句でも、あなたの内に秘めた俳句センスを発揮してぜひ推測してみてくださいね。

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この記事を書いた人

志賀玲太

志賀玲太です。東京藝術大学美術学部芸術学科を卒業。なんだかよくわからない記事を書きます。大概のことは好きです。

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