QuizKnock

アプリで記事をもっと見やすく

インストールする

カテゴリ

ログイン
PR
株式会社JERA

東京大学の大学院で物理を研究し、博士号を取得している須貝駿貴。QuizKnockの動画のなかでは、彼の根っからの「理系」がちょっとした一言に漏れ出てしまう場面がしばしば見られます。

今回は、須貝がついつい理系ワードを口にしてしまう場面を集めてみました。

「短さ」をきっちり定義したい須貝

CGSガウス単位系でいけよ!

CGSガウス単位系:cm(センチメートル)、g(グラム)、s(秒)を基本単位とするCGS単位系を用いた、電磁気の単位系のひとつ。m(メートル)、kg(キログラム)、s(秒)を基本とした単位系はMKS単位系と呼ばれ、これにA(アンペア)を足したものをMKSA単位系という。

2020年1月2日公開:東大生10人で朝からそれ正解!【#13】

QuizKnockチャンネルの人気シリーズ「朝からそれ正解!」において、「『せ』で始まる短いものといえば?」というお題でメンバーが議論しました。

ここで、「センチメートル」で勝負に挑んだ須貝。山本祥彰が出した「刹那」に対し、短さが数字で測れないことに発せられたのがこの言葉でした。世の中のものはきっちりと定義したい!という姿勢が見えるパワーフレーズです。

絶対温度が出ちゃう須貝

天ぷらを揚げるのにちょうど良い温度(Kケルビン

K(ケルビン):熱力学的に考えられる最低の温度「絶対零度」を0とする温度(絶対温度)の単位。0Kはマイナス約273℃にあたる。

2020年9月19日公開:【検証】東大生なら意味不明な数字でも何か当てられる説

こちらは、「数字だけ」が表示される画面を見て、その数字が何を表しているのかを当てるクイズ。

それまでの難問に「誰が知ってんだよ!」とヤジっていた須貝でしたが、「438」という問題で、いの一番に須貝が答えたのが「天ぷらを揚げるのにちょうど良い温度(K)」でした

ちなみに、「438」が絶対温度で「438K」だとすると、だいたい165℃。天ぷらを揚げるのにちょうど良い温度としてあながち間違いではありませんが、一般的にはもう少し高く、443〜453K(170〜180℃)くらいをおすすめするレシピが多いです。

物理学徒のスピリットが出ちゃう須貝

シュレディンガー音頭じゃん!

シュレディンガー音頭:物理を志す学生のあいだで歌い継がれているとされる音頭。量子力学でよく用いられるギリシア文字のψ(プサイ)とφ(ファイ)を、体で表現しながら繰り返す「プサイにファイ」というフレーズが特徴的。
量子力学の発展に寄与したシュレーディンガーの名を冠するが、本人は音頭にされることなど想像もしていなかっただろう。

2021年12月25日公開:東大卒なら何時間でシャーロック・ホームズの暗号解読できる?【踊る人形】

コナン・ドイルの小説に登場する名探偵シャーロック・ホームズが作中で解読した暗号に、須貝と河村拓哉が挑戦する動画です。

棒人間が踊っているような暗号を目にした須貝が、まず発したのが「シュレーディンガー音頭じゃん!」でした。棒人間が「プサイ」と「ファイ」のあのポーズに見えてしまったのでしょう……。

たくさんのポーズが登場して2人を悩ませますが、果たして暗号を得くことができるのでしょうか?

研究者の矜持きょうじが出ちゃう須貝

いいアイデアは発明したあなたがやって

いいアイデアは発明したあなたがやって:功績は他人に譲ったり、他人が盗んだりしてはいけない。誰でもない発明した人のものなのだ。

2022年2月8日公開:東大生なら瞬時に難問か簡単か見分けられるはず!

同時に表示される3つの問題のうち簡単なものを一瞬で見抜き、早い者勝ちでボタンを押してどれか1つに答えるという、判断力と瞬発力が試されるこの企画。

こうちゃんの「(狙うボタンを)1つにしたら…?」という悪魔のささやきに対し、プライオリティを大事にする研究者らしい姿勢のうかがえる一言が光ります。

物理学徒は踊るのかもしれない

改めて、須貝にこれらの動画を振り返ってもらいました。

シュレーディンガー音頭は40年ほど前に「物性若手夏の学校」で初披露されたらしいです。
10年前に僕の友人は「テンソルダンス」を考案していました。
物理学徒は踊るのかもしれません

あと、私はCGSガウスはそんなに好きではありません。大学院に入ったときにはすでにMKSAが主流だったので、昔の論文との変換に苦しめられました。

ちょっとした瞬間に理系らしさが滲み出てしまう須貝。今回紹介した動画以外にも須貝の「ついつい理系」が炸裂していますので、ぜひ探してみてくださいね。

【あわせて読みたい】

Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

関連記事

この記事を書いた人

QuizKnock編集部

身の回りの気になることをクイズでお伝えいたします。

QuizKnock編集部の記事一覧へ