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問題の解説

第1問

【警察庁が2018年の犯罪統計資料を公開。さて、刑法犯の認知件数は、2017年と比べどうだったでしょう。】

正解は「減った」でした。

警察庁から、2018年犯罪統計資料(暫定値)が公開されました。

これによると、刑法犯の認知件数(捜査機関が犯罪発生を認知した数)は、前年比10.7%減の81万7445件でした。これは戦後最少の件数で、4年連続で最少を更新しています。

犯罪別で見ると、重要犯罪がおおむね認知件数を減らしている中で、強制性交等(18%増)や略取・誘拐(27.2%増)の認知件数は増加しています。

また窃盗では、払出盗(不正に入手・作成したキャッシュカードなどでATMから現金を盗むこと)の増加率が50.1%と、認知件数を大きく増やしているので注意ですね。

第2問

【将棋棋士の2018年獲得賞金・対局料ベスト10が発表されました。1位となった棋士は誰でしょう。】

正解は「羽生善治」でした。

日本将棋連盟から、2018年の獲得賞金・対局料ベスト10が発表されました。

1位に輝いたのは、昨年無冠となってしまった羽生善治九段で、獲得総額は7552万円でした。羽生九段の1位獲得は、2年ぶり23回目となります。

2位には5999万円で佐藤天彦(さとう・あまひこ)名人が、3位には5119万円で渡辺明棋王がランクイン。また、昨年念願の初タイトル獲得となった高見泰地(たかみ・たいち)叡王は、前年の522万円から2636万円と大幅に額を伸ばし、63位から6位へと順位を上げています。

誤答選択肢の「藤井聡太」七段は、新人王戦などで優勝はしたものの、8大タイトル獲得はなくランキング外となりました。

また「加藤一二三」さんは、すでに現役引退しているのでランキングの対象外です。

第3問

【2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中に、首都高速道路で導入が検討されている「ロードプライシング」とは、どんな制度でしょう。】

正解は「混雑の激しい道路の利用について、料金を高くする制度」でした。

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中、首都高速道路の通行料金を、500円から3000円に値上げする案が検討されています。

目的は大会期間中の渋滞対策で、選手や大会関係者の移動に首都高速を利用するため、高額な利用料金を課すことで通行量を減らす狙いです。

このように、交通量の制御を目的として、時間帯や交通量に応じて利用料金を変動させることを「ロードプライシング」といいます。

今回の首都高速の例では円滑なイベント運営が理由となっていますが、環境汚染対策として導入される事例も多くあります。

たとえば阪神高速では、並行する道路区間のうち沿岸部を走る道路の料金を安くして、都市部の道路の交通量を減らすという、環境ロードプライシング(一部対象車種のみ)を導入しています。

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