問題の解説
第1問
正解は「従姪」（じゅうてつ / いとこめい）でした。
高円宮（たかまどのみや）家の三女、絢子（あやこ）さまと、日本郵船に勤務する守谷慧（けい）さんとが、一般の結納にあたる「納采の儀」（のうさいのぎ）を執り行いました。これにより、正式なご婚約となります。
大正天皇には4人の皇男子がいて、皇太子がのちの昭和天皇です。残る第2皇子は秩父宮家の、第3皇子は高松宮家の、第4皇子は三笠宮家の当主となります。
高円宮家は、三笠宮崇仁親王の3男、高円宮憲仁親王から始まった宮家です。今回、「納采の儀」を執り行われた絢子さまは、憲仁親王の3女にあたります。
この関係性を今上天皇から見た場合、絢子さまは「従姪」にあたります。平たくいえば「いとこの娘」になります。
ちなみに誤答選択肢の「雲孫」とは、本人より8代後の子孫です。「孫の孫の孫の孫」と書けば分かりやすいですね。
「叔母」は、親の妹または「叔父」の配偶者を指します。一方、親の姉は「伯母」です。「伯父」の配偶者も同様です。
つまり、親の兄弟姉妹の関係性で漢字が変化する訳ですね。面倒臭いですが、念のため覚えておきましょう。
第2問
正解は「ペルセウス座流星群」でした。
毎年、夏の夜空に現れるペルセウス座流星群が、極大（多く見られるピーク）を迎えました。今年は8月11日が新月であったため、月明かりの影響がなく、観測に適しているとのことです。
ちなみに、3夜ほど見頃が続くとのことですので、昨夜は見逃した！という方も、今夜チャレンジしてはいかがでしょうか。
誤答選択肢の「ふたご座流星群」は、毎年12月中旬に極大を迎える流星群で、やはり三大流星群の1つです。三大流星群の残る1つは、例年1月4日頃にピークを迎える、しぶんぎ座流星群です。
ペルセウス座流星群については、次の記事で詳細な解説が見られますので、ぜひ。
第3問
正解は「本田圭佑」でした。
サッカー・日本代表として先日のワールドカップロシア大会でも活躍した本田圭佑選手が、カンボジア代表チームのゼネラルマネージャー(GM)に就任することが発表されました。
サッカー 本田 カンボジア代表の実質的な監督に #nhk_news https://t.co/f5m9Rvy83q
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月12日
本田選手は指導者ライセンスを保有していないため、試合で指揮を執ることは現状では不可能ですが、実質的な監督として代表チームの強化に当たります。
現役選手が、異なる国の代表チームを指導するのは極めて異例のことですが、カンボジアのサッカー協会では、ルール上の問題はないとしています。
なお、本田選手は先日、オーストラリアのメルボルンを本拠地とするサッカークラブと契約を結んだばかりです。多くの時間をオーストラリアで過ごすことになるため、GM業はテレビ会議による情報交換が中心になりそうです。
